サンキャッチャーは、北欧から広まったとされる説があります。

冬の長い北欧では、太陽の光が貴重な季節が続きます。人々は少しでも光を取り込もうと、窓辺にガラス玉やクリスタルを吊るし、太陽の光が差し込むたびに室内いっぱいに虹の粒を広げていました。

寒い冬に少しでも太陽の光を取り入れることで、温もりを感じたい思いもあったことでしょう。その光は、暗闇を照らす「希望のしるし」とされ、家に幸運とあたたかさをもたらすお守りのように大切にされてきました。


北欧では、虹を見ることを「神々が近くにいる証」と信じられ、北欧神話ではその虹は、神々と人をつなぐ光の橋(ビフレスト)の象徴とされています。

サンキャッチャーの虹のプリズムもまた、そのビフレストのように、目に見えない心と心をつなぐ小さな光の橋。空間にやさしい調和と癒しをもたらしてくれます。


この風習は、やがて「太陽のエネルギーを取り込むアート」として世界に広まり、今日のサンキャッチャーの原型となったといわれています。